年金がどうとか、老後資金2000万がこうとか。
どうもご無沙汰しております。
相場は上なのか下なのか、ワタクシのような凡人にはちーとも方向性の分からない状況が続いておりますが、まぁ何とか退場に追い込まれることもなく生存しております。
相も変わらず全然やる気なく週1回の端株1万円買付で、銘柄も割安健全財務高配当な、ベタなのばかり拾い続けているわけですが。
今の相場水準はどう考えてもワタクシの出る幕じゃござーませんので、日経平均さまにおかれましては、とっとと3万超えるなり1万割り込むなりしていただきたいものであります。
さて、そんな中、世間様ではまた年金の問題だか老後資金がどーたらこーたら話題になっておられるみたいですね。
ま、野党の皆さんが意味もなく無駄に騒ぎ立てるのはもはやデフォですしどーでもいいんですが、個人的には「何を今さら」感しかありません。
年金だけで老後の資金計画考えるとか、どんだけ情弱やねん、とか。
普通に考えて、我々が年金もらう側になった未来に年金が今の水準を維持できてしかも65歳から満額もらえるとか、んなわけねーやろ、って思いますよね。
政府にしたって、NISAだとかIDECOだとか、70歳定年の話もそうですし、もう口には出さねどある意味、はっきり態度で示してますがな。
「政治的にはっきり口に出して言えるわけないやろ、言わんでもわかるやろ、皆まで言わせんな。これからは自助努力だよ自助努力」
って話。
今回の2千万がどうこう、ってのはそれをついうっかりポロッと口に出しちゃっただけの話でして。
まぁ上の世代ほど払った額と受け取る額の比率が有利、ってのは確かにその通りなんですが、だから若い世代がかわいそう、ってのもめちゃくちゃ薄っぺらいというか、表面的な意見だな、とも思います。
だってねぇ。
年金制度上だけでどれだけ有利であったとしても、
リアルに「おしん」時代の貧困生活とか。
戦争を直で体験した世代とか。
24時間働けますか、の世代とか。
どう考えたって今の世代の方が圧倒的に恵まれてますよね。
WEBも投資や起業のインフラも飛躍的に整ってますし、必要な情報はいくらでも無料で手に入りますし。
正直、年金なんていらなくね? とすら思います。
年金なんぞあてにせず、起業するなり何かスキルを身につけておくなり、あるいは配当とか家賃収入で自分専用ベーシックインカム築き上げておくなりすれば、少なくとも経済的には老後の不安なんてなくなりますし、年金なんざいくら減額されようが、まぁハナから期待してへんからもらえた分は「うれしい誤算」ってことで毎月パーッと使っちゃえばよろしいがな、って。
とりあえず60歳とか65歳までの長い長い準備期間があるのに、たかだか2千万も用意できないとか、意味わかりませんw
ちなみにワタクシ、ど直球で就職氷河期世代です。
バブル世代をうらやましいな、っと思ったことはそりゃぁ何度でもありますし、自分の不運を呪ったこともありますが、社会に出て世界や世の中のあれやこれや知っていく中で、
「ん? 今の時代に日本に生まれた、ってだけで実はめちゃくちゃ幸運じゃね?」
って気づかされました。
せめてそれを20代のうちに気づけてたら今頃は・・・って思わないでもないですが、まぁ40過ぎても50過ぎても気づけない人も少なくないことを思えば、はるかにマシだったのかもしれません。
ま、貧困なり戦争なりを乗り越えて、今の日本を築いてくれた恩を思えば、上の世代が余分に年金喰いつぶしちゃうくらいは大目に見て上げればいいんじゃないですかね。
うちらの世代は年金なんぞ必要ない環境に生かしていただけてるわけですから、あとは適当に自分で頑張っとけばいいんじゃないでしょうか。
押さえるべきところだけしっかり押さえて、お気楽に楽しく生きましょ、ね。