時事ネタに便乗 〜奨学金

朝日で奨学金の話がとりあげられてますが。

相も変わらず本質とずれた、「被害者」をつくりあげる感じの記事にうんざりする仕上がりになってますね。
まぁねつ造とか火のないところに無理やり自分で煙を立てるのはここの芸風ではありますけど。



「息子が奨学金800万円の返済に行き詰り自己破産」って聞くとたいそうに聞こえますが、手取り20万で月々4万円の支払いがキツくて滞納 ⇒ 自己破産?

正直、「死ねばいいんじゃね?」 って思ってしまいます。

それ、奨学金制度の問題じゃなくて本人の知能の問題ですから。



こういう議論の行く末はたいてい、「返済の必要のない給付型奨学金を」なんて話になりますけど、個人的にはそれって筋違いもいいところだと思います。

給付型となれば当然、それ相応の財源が必要になりますし、それを受給できる人数は通常の奨学金よりも大幅に少なくなります。
で、審査で成績優秀者にしぼって、ってやってみたらその「成績優秀者」は家庭教師やら塾やらにお金をかけられる高所得家庭のご子息ばかり、なんてオチが目に見えてますよね。


給付型は給付型で大いにやればいいと思いますけど、基本は通常の返済型です。

そりゃそうでしょ。


返済前提であれば運転資金だけでいけるので財源は大幅に少なく済みますし、より限られた財源で、より多くの学生に進学のチャンスを与えることが可能になります。

どう考えたって、メインにすべきはこっちです。



金利にしたって年0.2%とか0.3%とか。

問題になる余地なんてありませんよね。
その金利ならワタクシ、1億でも2億でも借りられるだけ借りたいですw



「就職難で非正規でしか働けなくて返済が厳しい」
なんて寝言言ってる人もいましたけど、月々3万とか4万とか、余裕でしょ。

今時、バイトでも手取り20前後くらい稼げるってのに。


ていうか4万返さなきゃならない前提で家計をやり繰りすれば、月給15万でもやっていけますよね、まともな知能があれば。


それでやっていけないとか言ってる人に限って、自炊もせずに食費が月4万とか衣服に毎月2万とか、喫煙者だったりとかするわけですよ。
車とかバイクのローン抱えてたりとかね。



田舎だから車がないと生活していけない?
じゃぁ都会に出れば?

東京だと家賃だけで8万とかとられてしまう?
じゃぁ東京はあきらめれば?



根本的に考え方が間違ってるんですよね。
考える順番というか。



無年金の問題だって似たようなもんですよね。

このままじゃ将来行き詰まる、ってわかってんのに
「どうしようどうしよう」
だけで具体的な行動は何も起こさず、惰性でただ無駄に時を過ごしてしまう。

その結果として当然にふりかかってくる災難は、私は全面的に「自己責任」だと思います。



まぁそういう「行動できない人」が残念ながら多数派なのかもしれませんけどね。

逆に言えば、そのおかげで私のような、能力も才能もない人間でも「とりあえず行動する」だけで何かで優位に立ててしまったりするわけですし、それはそれでいいのかも。



とりあえずやってみる。
何はともあれ動いてみる。

失敗したって、そこで得られる経験や知識は将来の大きな財産。

そんな心構えがあれば、今の日本って、めちゃくちゃ恵まれた環境です。
某投資家さんの
「今の日本で貧困とか意味が分からない。
まともな根性か最低限の知能だけあれば、貧乏になるって逆に難しい」

って発言、ホント共感します。

ま、「とにかく行動」とか言っていきなりフルローンで億ション投資とかやって自爆する人たちもどうかとは思いますけどねw







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