働き方改革その2。
著名コラムニストの橘玲さんのコラム。
「働き方改革」の第二章は「解雇自由化」
https://www.tachibana-akira.com/2018/02/8154
ま、当たり前の話ではあるんですけどね。
専門職とバックオフィスを同一基準で評価することにそもそもの無理がありますので。
裁量労働制は本来、労働者にとって生活設計の自由度が増す、プラスになる制度です。
それを企業が悪用しやすい制度設計にするから「裁量労働制の名を借りたサービス残業させ放題」なんてことになるわけで。
それは制度設計の問題であって、裁量労働制自体が問題なわけではありません。
その辺全部すっとばして、全部ひっくるめて「残業代ゼロ法案反対!!」とか叫んでる人たち、頭に何かわいておられるんでしょうか。。。
「解雇自由化」 って聞くと労働者の側としては恐怖を感じてしまうかもしれませんが、私はある意味、さっさと自由化すればいいと思ってます。
だって自由化されてない現在の制度。
労働者は本当に守られてるんでしょうか?
解雇したいけど解雇できない、となったら企業はあきらめて業績向上に専念する、なんて思います?
ホントにそう信じてる方がいたとしたら、ちょっと頭がお花畑すぎますよね。
解雇できないなら自ら辞めるように仕向ける。
自ら辞めざるを得ない状況に追い込む。
ある意味、よく見かける(?)日常風景です。
その状況に置かれた労働者の悲哀。
その辛さは想像に難くありません。
確かに、その状況でも負けずくじけずひたすらしがみつけば、クビにはならないかもしれません。
でも、そんな人生お望みですか?
幸せって何でしたっけ?
結局、本当の意味で自分を守ってくれるものは自分だけ。
解雇自由化されようがされまいが、どっちにしても「いつクビになっても大丈夫」な状況を自分でつくっておく必要はあるんです。
そしてその状況をつくれていたらなら、解雇自由化なんて何も恐れることはありません。
むしろ雇用流動化が進めば人手確保の必要性もあって雇用条件は向上する可能性の方が高いでしょう。
「解雇自由化」 大歓迎ですw
結局、結論は今日もやっぱり同じです。
会社の外でも通用するスキルや資格。
一定額以上の貯金。
生活を下支えしてくれる副収入。
終身雇用の時代なんてとっくに終わってんだ、ってことをしっかり認識しましょうね、って話です。