直接自宅訪問ですか!?

某上場企業D社の営業さんがいきなり自宅に乗り込んで来られました(!)。

リーマンショック前にFX口座をどこで開こうかと、数社に資料請求した中の一社にD社がありまして、他社は資料を郵送してきただけだったのに比べ、リーマンショック後も含め10回以上も勧誘の電話がかかってきて閉口した記憶があります。

「前任の○○からkoma22様の担当が私に変更になりましたので一言ごあいさつに伺いました」
とのことですが、取引もなく口座も開いていないのに担当者って!!


「前任の方にも言ったんですけど、分不相応なリスクを取る気はないですし、低レバレッジでちまちまやりたいんで、100通貨単位で取引ができるようになったら手数料とかサービスを見て検討します」
と言ったら絶句してました(D社は最低3万通貨単位)。

その程度の引き継ぎはしといてください。。。


そういえば数年前、同じく上場企業で福岡のS社に資料請求したことがありまして。
不動産投資ではなく購入済物件の管理をお願いした場合のサービス・手数料体系についての資料請求だったんですが、そこからの体育会系営業がすさまじいのなんの。
福岡の新築ワンルームマンション投資の勧誘なんですが、「ご自宅までご説明に伺いたいので時間をつくってほしい」とか、とにかく押しの一手あるのみ、って感じ。

「自分の目の届かない遠距離(私は京都在住です)での不動産投資は検討していない」
「新築物件投資は全く興味がない」
「株で現状、年利10%以上出ていることもあり、表面利率一桁の投資案件に興味はない。ましてや4%なんて論外。」
(当時、配当利回り5%近く、優待込7%の株なんてザラにありました)
「数千万円レベルのローンを組んでの投資は全く興味がない」
「そんなリスクを背負って、得られる実際のキャッシュフローが数千円のプラス、ってもう意味が分からない。(新築とはいえ、空室リスクだってゼロにはならないでしょうし)」
「ていうかもう電話してこないで」

ていうのを初回からはっきり伝えていたはずなんですが、日本語が通じないのか電話をかけること自体にノルマがあるのか、連日のように電話攻勢の嵐。
その内容もとにかく押す、そして延々食い下がる。
最後の方は「お世話になっております、私、S社の○○と申しますが・・・」の時点で電話を切ってました。
(その段階になってからもなお10回以上かけてくる根性というか執念はまぁ認めざるを得ないですが)

他の方のブログでこのS社への投資を推奨する内容や、実際に大きな成果を得た報告などを見かけたこともありますが、私は正直、検討する気も起きません。


教訓:株でもFXでも、業者はネット専業に限る。
   資料請求はまず自分でいろいろと調べて、9割方そのサービスを利用する決心がついてから。
   (気軽な「とりあえず」の資料請求は高くつく)


こういうのに押されて断りきれない高齢者、とかいるんでしょうね、やっぱり。

ちなみにS社は前期・今期最高益更新で来季もさらなる最高益予想だそうです。
まぁある意味、小金はあるけど知識はない高齢者から下の世代の株主への利益移転と言えるのかも?
もちろん、被害者は高齢者ばかりとは限りませんが。

当時、サラリーマンの副業としての新築ワンルームマンション投資はマネー誌なんかでももてはやされてた印象はありますし。
皆さん、まだ生き残っておられますかねー。