GMOペパボショック。

私のPFで中堅レベルの地位を占めるGMOペパボの来期業績予想が想像を絶するものとなりました。

新たな収益源として育成中のハンドメイドマーケット・MINNE( https://minne.com/ )について、来期利益の全てをぶち込んで勝負を賭ける、と。
つまり来期利益は0円と。

高配当銘柄でもありましたが、来期配当予想については未定となっています。


正直、これをどう評価したものか、判断がつかないでいます。

MINNEについては、あまりちゃんと認識していなかったというか、「なんか新しいこと始めるみたい。うまく行ってくれるといいね」程度の認識でした。
そこにそんな大勝負が飛び込んできたのは寝耳に水とでもいいますか。


「自分で理解できないものには手を出すな」は投資の大前提です。
その意味では何はともあれ、全株損切りしていったん撤収し、大勝負の行方を見守るというのが最もオーソドックスで、無難な対応なんでしょう。

その一方で、こういうリスクを恐れない積極姿勢は、個人的に高く評価したい気持ちもあります。
苦境に陥った中での苦し紛れの大勝負はほぼ確実に裏目を引きますが、業績拡大中に、そこに安住せずに思い切って打って出る勝負は、好結果につながることも少なくありません。

この勝負がうまく行ってくれるなら、株価暴落中の現在はまさに絶好の仕込み時です。

中間をとって損切りも買い増しもせず、方向が見えてくるまで現状維持、ってのもまた有力な選択肢。


さて。
どうしたものやら。

「リスクラブ」な私の感情的には、「端株で多少の買い増し」方向で、焦らずゆっくり様子を見ながら、ってのが今の一番有力な選択肢でしょうか。


「予想外の事態」には、基本、即全面撤退でわき目もふらずに逃げるのが私の基本姿勢でしたが、こういう前向き(?)な要素も含む不測の事態は初体験。
また投資家として、一歩成長できる機会と受け止め、しっかり向き合っていきたいものですね。