四季報発売されてます。

四季報買ってきました。
W杯観戦で忙しく、なかなか分析も進んでいませんが、持ち株は全体に好調でいい感じ。
配当も想定より強めの増配傾向に感じられます。皆さんありがとうございます。

ただ、次回の四季報発売までの「端株積立銘柄リスト」をつくるんですが、これが絶不調。
前回四季報では40銘柄くらいリストアップして、「これじゃ多すぎるな」ともう一回検討し直して半分に絞り込んだんですが、今回は一巡目で20銘柄を切ってしまいそうな勢い。
業績は伸びてるのにそれ以上に株価が伸びているために買えなくなった銘柄の多いこと多いこと。

どこかのエラい人がTVで「年末に向けて日本株は本格上昇」とかのたまってましたが、ホントに勘弁してほしいです。
もう一回3カ月限定で民主党政権とかやってくれないかな(汗)


さて、話変わって、私よりもはるかに少ない資金・労力で株式投資をしている会社の同僚と、こんな会話がありました。

同僚「マネー誌って参考にしてる?」
私「雑誌ではじめて知った銘柄もいくつもあるし、けっこう参考にしてる」
同「記事として僕らの目に触れるまでにタイムラグあるけどそれは大丈夫?」
私「上がっちゃってて論外だったのもあるよ。そういうのは縁がなかったとあきらめるだけ」
同「どの雑誌が一番参考になる?」
私「さぁ? 覚えてない」
同「参考になるっていうか、一番信頼できる雑誌は?」
私「さぁ?適当にそこにあるのを手にとって立ち読みするだけだから・・・」
同「そんな適当なのでよく投資する気になるね」
私「まぁただのとっかかりでしかないし」
同「なにか雑誌で推奨されてた銘柄って、いい結果につながったことがなくて。ホント、僕の損を弁償しろよ、って言いたい」


なんか会話が微妙にかみあってない気がしてましたが、最後のところでやっと意味が理解できました。
どうやら彼は雑誌で推奨されていた銘柄をそのまま購入していたようです。
つまり、「自分自身で検証・検討して、自己責任で投資する」という当たり前のプロセスを経ることなく。

私は大学の先輩とよく情報交換をしていますが、彼は「自己責任」という言葉を理解できている人なので、お互いに推奨した銘柄がド裏目となっても申し訳ないと思ったことも、謝罪されたこともありません。
お互いに「相手の推奨はあくまでもただのきっかけで、そこから実際に詳細に検討して、最後に投資判断をくだすのは自分自身。当然、責任は全て自分にある」という大前提があるためです。

そういえば株主優待で有名なかすみちゃんのブログも「お前のせいで大損した!!」的な書き込みで荒らされたこともあったとか。

私と先輩が、株式投資においては当たり前の大前提、と思っていたことは必ずしも世間では当たり前になっていない・・・とちょっと実感させられました。


将来私のブログが有名になったら(ならないと思うけど)、「お前が買ったっていうから買ったのにダダ下がりじゃないか!!」なんて書き込みが殺到することがあったりするんでしょうか。

まぁそれはそれでいろいろと楽しそうではありますけど。
1万株くらい仕込んでおいて「この株買いっすよ、まだまだ上がりますよ!!」とかあおって、鵜呑みにした人たちが買いに来たところを美味しく売り抜ける、とか。
ていうか、有名ブロガーが一人残らず良心的でこんな裏ワザ使ってる人一人もいない、なんてことあるわけねーだろ、と思う私は性格ねじ曲がりすぎですかそーですか。
(その意味でもネット上の推奨銘柄を自分で検証することなく買うとか信じられない行為に見えてしまいますが)

いつの日か、そうやって悪どくお手軽にもうけられる有名ブロガー目指して頑張ります(違)


とりあえず今週末の端株購入は丸紅とSPKを買ってみました。
これは買いあおりじゃなくてホントですよ(汗)。