ギリシャと、我が家の経済危機。

注目のギリシャ総選挙は緊縮派が勝利。
う〜ん。 平和な(?)結果に終わってしまいました。

これを受けて相場は急上昇。
投資額を絞り気味にして待ち構えていたバイ&ホールド派のもくろみは完全に空振りとなってしまいました。 残念。

ま、実体経済への副作用も含めて考えれば、こっちの方がよかったんでしょうけどね。


さて、次は連立協議です。
緊縮派の第一党・第三党を合わせた議席シェアは42%。
あと8%+α分の連立相手を他から確保することができるのか。

また連立組めずに再々選挙、なんてことになったら大笑いですよね。




一方、我が家の家計にも経済危機の足音が。
諸事情あって、来月から収入が2割以上減ることになってしまいました。
(代わりに時間的余裕はできる、ってパターンです)

けっこうギリギリいっぱいの予算でやりくりしてたんで、どこをどれだけ削るか、頭を悩ませています。
日本的に「問題の先送り」は何の解決策にもならないので、次の給料日までに一定の答えを出す、というのは決めてます。

一応、毎月貯金は積み立ててましたので、それをやめてしまえば「全体であと1万円カット」で済むんですが、それも違う気がしますし。

食費をもう少し節約することになるとは思いますが、もとから自炊派でそんなに金かけてませんでしたので、ここはあまり意味のある解決策にはならなさそう。
結局、投資資金の削減で解決するしかなさそうです。
むしろ投資にまわす金額を積み増したかったくらいなのに・・・。


現時点での有力案は積み立て分の削減。
具体的には、住信STAMシリーズのMSCIコクサイ/エマージング株式指数連動を毎月積み立てているのと、アメリカ株取引でのETF購入用のドル積立が検討対象です。

どっちも減らしたくないんですけどねー。


アメリETFは取引手数料がとにかく高いんで、まとまった金額で購入しないと手数料負けになってしまいます。
現状、毎月2万円分ですが、ここを減らすと、買付が年1回あるかないか、になってしまうんですよね。
それもなぁ・・・。

STAMは1000円単位で調整できるので、ここは一部削ることにはなりそうです。
ただ、あまり大きく減らしたくはないんですが。
せっかく今、含み損状態で買えば買っただけ平均購入額が下がるってのに。


やっぱり所得が下がる、ってのはキツいですね。
労基法クソくらえ!な感じで自分の時間はほとんど皆無だったけど株は大量に買えた(月収が今より10万円高かった)2年前が懐かしいです。

まぁ無理矢理ポジティヴ思考するなら、自分ひとりで悩めばいいだけまだマシなのかもしれませんけど。
自分の中であれをとるかこれをとるか、ではなく、家族がいて自分をとるか嫁をとるか子どもをとるか、の選択とかホントにメンタル面で厳しそうですから。

「自分の趣味にかけてたわずかな予算をカット、子どもが自立するまでは家族のために生活費を稼ぐだけのマシーンと化す人生」をとるか。
「一切オシャレには金をかけないことを嫁に要求する」か。
「もう金は出してやれないから今、情熱をかけている習い事(サッカーチームとか)をやめることを子どもに求める」か。

う〜ん、究極の選択にも見えます。
一歩間違えば家庭崩壊の危機。
それに比べればまぁ私の悩みはまだマシなのかな。

やっぱりお金は必要ですよね。

お金で幸せは買えませんけど、お金がなくても幸せ、なんて幻想です。




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