投資家の基本姿勢は逆張りです。

トランプさんが本格的に暴れだしてますね。

投資家としては、これで株価が暴落したりとかすれば、買いまくるぜ♪ なんて思ってる逆張り派の皆さんも少なくないかと思います。

が、これ、投資家個人だけではなく、日本国としてもやり方によってはうまく利用できることもあるんじゃないかという気もしませんか。


例えばイスラム教徒入国拒否の問題。

トランプさんで話題沸騰のところに便乗して、
「じゃぁアメリカに入国拒否された難民のうち、児童保護の観点から子どものいる家族中心に1割分、1万人は日本で引き受けます」
って言えば日本のイメージアップ戦略としてのコスパはかなり期待できるのでは? とか。
どうせなら適応させやすくて未来も長い子ども世代を欲しい、ってこっちの都合も目立たなくできて一石二鳥。

何もなしに「1万人受け入れます」って言えばもともと難民受け入れに非協力的なイメージがあるだけに「まぁ日本にしては頑張った方かな」程度の評価にもなりかねませんが、今回、トランプさんとの対比で評価してもらえるならコスパ大幅増じゃねーのかと。

1万人ってまぁ、普段からまとまった数の難民受け入れた経験がないだけに大変は大変ですけど、1億人の人口から見れば影響力なんて微々たるものです。


日本だけじゃなくて、日本企業だって何か知恵使える余地はあるかもしれません。
私がトヨタの社長だったら、超絶逆張り戦略も考えたいかな。

アメリカに工場建てろ」
っていう話なんで、土地を取得せず、4年契約で土地借りてプレハブで工場建てて、労働者は全部4年契約で採用、とか。

逆にめっちゃくちゃ怒られるかな(汗)

でもね、トランプさんににらまれて4年間嫌がらせされ続ける代償に得られるイメージアップ効果も小さくない気もしません?
案外、長い目で見ればお得な選択肢かもしれませんよ。




・・・はい、現実味が全くないアイディアであることは言われなくても理解しとります。

ままま、そこまで極論でなくても、「トランプさんとの対比でイメージアップコスパマシマシ大作戦」って発想はあっていいと思うんですよね。

そういう逆転の発想のできる経営者に自分の資金は託したいものです。
円高の時こそM&A」の日本電産とか。
(売っちゃいましたけど・・・)


知識も世界観も何十年も前で止まってる人が世界で一番権力のある座について大暴れ、という、なかなか珍しい大嵐。
どんな企業・経営者がどんな風に乗り越えていくのか、興味津々で見守っていきたいと思ってます。

同時に、投資家として、この大嵐をどう乗り越えていくのか(いけるのか)、興味深いチャレンジになりそうで楽しみです。