相場は下落してますが。

松井証券の「よくあるお問い合わせ」のトップに「入金・追証等」が。

この程度の調整で退場に追い込まれる、って、一体どんな資金管理してたらそんなことになるのやら。


かたやこの低金利の状況で株式投資に一切手を出さずに「老後の不安」ばかり愚痴ってる人たちがいる一方で、無謀なレバで信用取引に手を出し、ロスカットも徹底せずにただ買値に戻ってくれるのを祈ってる人たち。

なんでそんなに両極端なのやら。
この国の金融リテラシーの低さはホントに嘆かわしいですね。

普通に堅実にやってれば「60歳時点で1億」なんて普通に達成できるレベルなはずなんですが。


押し目局面で私がとる行動はいつも同じです。
それは端株買付での少額買い増し。

買って下がるのは気分が悪いですけど、買わずにチャンスを逃すのも嫌なもの。
バイ&ホールド派としては「その値段に納得して買ったならさらなる下落はさらなるバーゲンセール」という考え方も成り立ちます。
問題はさらなるバーゲンセールで買い増す資金が尽きてしまう事態。

年収1千万くらいある方ならいくらでも追加資金を用意できるでしょうが、ワープアリーマンの身では投資に回せる資金は限られます。

そんな零細投資家のために(?)あるのが端株取引制度。

5万とか10万の大部隊を次々と繰り出すのは無理でも、端株1万円ならかなりの手数を繰り出すことができます。
チャートで言えば下落局面の下半分から上昇基調がはっきりするまでの大底部分を総ざらえすることも可能です。


無理のない資金で、焦らず・怖がらず。
誰と比較されることもなく、説明責任を問われることもなく。
のんびりマイペースでできるのが個人投資家の最大の強みですよね。