維新と民主 〜新旧・烏合の衆〜

「近いうち」がいつになるのやら全く分からない状況のまま、第三極をめぐるドタバタが混迷の度を深めていますが。

石原さんのいう「小異を捨てて大同〜」ってのはこういう状況で使う言葉なんだろうか・・・って個人的にはすごく疑問も感じるところ。
今の状況はむしろ烏合の衆という方がしっくりくるような。

単に既成政党への反発、だけで政策も信条も根本的に違う人たちを寄せ集めたところで、それで何かいい結果が生まれるとはとても思えません。

ていうか「単に反自民、というだけで政策も信条も根本的に違う人たちを寄せ集めた集団」に政権運営を任せてみたらどんな惨状に陥るか、ってのをまさに今、私たちは目の当たりにしているんですけどね。



ま、そんな新・烏合の衆の醜態を見せつけられてもなお、多少は期待してしまう気持ちにさせてしまう元祖烏合の衆の異次元な醜態ぶり。

あっという間に消えてしまった田中大臣には「そっちの田中さんでしたか」って感じでしたけど、もう一人の田中さんも順当にクオリティを発揮し始めておられるようで。



それにしても新学期まであと半年を切った今の時点で来春開設予定の大学3校を不認可、って色んな意味ですごすぎます。

確かに大学の乱立やそれによる質の低下などの問題はあちこちで指摘されていますし、制度改革の必要は誰もが認めるところですが、その制度改革をすっとばして正当な手続きを経て審議会の認可を得てきた案件を大臣の鶴の一声で。


法治国家って何ですか? っていうか、どこの中国のお話ですか? って感じです。


先日も日米合同演習で「中国を刺激したくないから」との理由で離島奪還訓練の中止を申し入れてアメリカを呆れさせたばかり。


自民党に期待する気持ちは全くないんですけど、とりあえず早く政権降りてもらわないともうあちこち取り返しのつかないことになってしまいそうです・・・。







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