続・１ｓｔＨＤ乱高下。
１ｓｔＨＤ（３６４４）の株価乱高下のきっかけとなったセールスフォース・ドットコムとの資本業務提携。
どこかの怪しげなファンドか何かの出資を受けたのかと思ってましたが、全然違ったようです。
クラウドサービスで世界２位の大手だそうですね。
‘９９．3月創業で、２０００年には早くも日本進出。
しかもいきなり経産省のエコシステムやトヨタ相手の大型案件を扱う、って何かすごいです。
昨年７月末時点での従業員数６３００人、顧客は全世界で１０万社を超える。
前期通年売上高は２２億ドル超。
何か、１ｓｔＨＤどうこうよりもこの会社に投資したくなってきますｗ
会長さんが日本のＩＴベンチャーの開発力を高く評価しており、日本専任投資責任者をおいて数千万円クラスの出資を次々と進めている、と。
今回の１ｓｔＨＤには５６９円×８万６千株で約５千万円の出資。
思った以上にポジティヴな内容で、ちょっと安心しました・・・というか期待がふくらみます。
１ｓｔＨＤは相変わらず値動きが荒いですが、また下に大きく振れるならちょっと買い増してみてもいいかもしれません。
それにしてもこのセールスフォース、昨年夏には静岡県の災害対応用クラウドシステムを受注・稼働させているんですが、「従来の専用システムと比べて１／５の開発費」（県担当者）ってのもまたすごい話。
官公庁や自治体・大企業の情報システムは５年程度で更新期を迎えるそうですが、ＮＥＣとか富士通とか、大丈夫でしょうか？
こういう官公庁や大手相手のシステム開発を手掛けている中小企業株をいくつか保有しているだけに、ちょっと心配にもなります。
日本ではＳＥは万年超人手不足な職種だと思ってましたけど、そう遠からず変わってくるかもしれませんね。
