日経に株主優待の記事が。

今日の20面に株主優待の記事がありました。

株主優待お得度算出」



・・・が、ちょっと記事にセンスを感じないというか何というか。


紹介されてる銘柄が違うんですよね、ちょっと。
やたらマニアックなのや使いにくいものや、利回り高いだけで株価はとんでもなく割高なの財務ゴミなの、最低必要額が50万を超えるもの、etc...


少なくとも、初めて優待株に投資する知人にこれは勧めないな、ってものばかり。
なんなんでしょうね、これは。

健全財務で安定業績で株価は割安で利回りの高い、そして5万円以下で買える銘柄なんていくらでもあるのに・・・。


誰に向けて書かれた記事なのか、全くわかりません。



もう一つ、気になった記事は海外ファンドが日本の新興市場への投資を増やしている、という内容。
先日、優待新設で話題になっていた1stHDにフィデリティ投信が多額の投資をしているそうで。(比率にして5%超)

経営陣は上場以来、業績や経営方針など、フィデリティ投信に対して定期的に報告しているんだとか。


株主として、これはどう評価すべきなんでしょうね。

私たち零細個人よりも多くの情報に接することのできるプロの業者がこの企業を評価してくれている、というのはちょっと安心できる材料であることは確か。
でも同時に、彼らが株主優待というものに対していい顔をするとはとても思えないんですが。。。

「公平な利益配分という観点から、優待ではなく増配で株主還元するべき」という要求は当然出てくるでしょうし、ちょっと業績が落ち込めば優待の縮小・廃止というのは簡単に検討課題にあがってしまうのではないでしょうか。

少なくとも、長期保有優遇分は遠からず廃止されるもの、くらいのつもりでいた方がいいかもしれませんね。




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