現代版、食える資格。

「食える資格」って聞くと、何を思い浮かべますか?


昔は簿記とかPC系(EXCEL○級とか)あたりがその基本だったこともあったそうですが、今はそんな資格、何の武器にもなりません。

今も食える資格ってどんなものがあるでしょうね。


司法試験とか会計士・税理士とか、それは「食える資格」って言うにはちょっとハードル高いイメージ。

もうちょっと資格取得のハードルが低いものでないとコスパ(時間的なものも含め)があいません。


宅建とかはちょうどいいかもしれませんね。
ちょっとマニアックなところでは警備業界の教育指導者資格とかいいと思います。





が。


実はもっと簡単で、しかも効果的な資格(?)があるのをご存じでしょうか。





それは。


全国展開している外食チェーン店。




これ、意外に有効な「食える資格」って認識できてる方、少ないんじゃないでしょうか。





基本、外食産業はブラックな業界です。

程度の差こそあれ、どこも超のつく人手不足です。


人の入れ替わりも激しく、足手まといな新人を頑張って教育したのにさっさと辞めちゃって・・・ なんて日常茶判事。

過去にそのチェーンでバイト経験があって、即戦力になる人材であれば、希望すれば速攻で採用してもらえます。



これって実はけっこうバカにならないんですよね。




例えば、私、東京進出を本気で考えていたことがあります。

結局、こちらで不動産投資とか始めて地域に根をおろしてしまいましたが、たぶん他の方と比べ、決断のハードルはかなり低かったと思います。

だって、生活の基盤を築くのは簡単ですから。

とりあえず今働いている外食チェーンの店でバイトしながら就職先を探せばいいんですから。



この外食チェーンの店舗がある町であれば、どこでも生活はしていけます。




そしてこの「食える資格」、ディフェンス面でも効果を発揮してくれます。




うちの外食チェーン(たぶん他のチェーンもそうだと思いますが)、出戻り組がけっこう多いです。


大学時代にバイトして、卒業&就職でバイトを辞めて、でも就職先がブラックで一年くらいで辞めちゃって、次の就職決まるまでまたここでバイト・・・ ってパターン。


何かの時のセーフティーネット、というだけにとどまらず、むしろそれがあるがためにブラック企業で心身ともに消耗しきって自殺、なんてことになる前に辞める決断ができる、なんて効果もあります。


これってけっこう大きいですよね。



ま、もちろん一番効果のあるセーフティーネットは配当金収入などの「自分専用ベーシックインカム」を築き上げてしまうことですが。

その前段階の安全保障として、外食チェーンでのバイト経験。
けっこうお勧めです。








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