たまには節約/貯金ネタでも。
無駄にだらだらと何年も続いている拙ブログ。
優待とか端株とか、投資の話ばかり書いててよく考えたら貯金についてはまだ一度も書いたことがなかったような。
やっぱり投資の第一歩はタネ銭づくりから、ってことで、たまには気分を変えて貯金の話でも書いてみましょう。
「専用口座をつくる」「給料から天引きで貯金する」等、貯金の基本ノウハウはそっち系ブログの皆さんがいろいろと書いてくださってますし、そちらを参考にしてもらえばいいかと思いますので、今回は私が実践している独自ノウハウを二つほど。
「A/B貯金」と「ペナルティ貯金」です。
☆「A/B貯金」
貯金を「A貯金」と「B貯金」の二本立てに分けて積み立てていく方法。
A貯金は当面、使うあてのない貯金。
10年とか20年先を見据えて、○百万レベル目指して長期的に積み立てていく貯金。
B貯金は旅行とかPC買い替えとか、1〜2年内に使ってしまう可能性を視野に入れた貯金。
できればそれぞれに専用口座をつくり、給料日に天引きでそちらの口座へ一定額を移してしまいます。
人間、弱いもので口座残高が200万とか300万になってくると、どうしても気が大きくなって節約意識が薄れてしまいがちです。
A貯金を別に分けておくことで、意識的にそれを回避するのがもともとの狙い。
「PCが調子悪くなってきたし、この際、買い替えちゃおうか」
「次の休みはちょっと家族旅行でもしようか」
って時に、B貯金の残高と見比べて考えるようにすれば、無駄遣いを多少でも防げます。
あるいは応用として、「次の夏休みに家族旅行に行きたいから当分は毎月の積立額をB貯金3万増額」とか、「PC壊れてどうしても買わないといけないけど、B貯金だけでは足りないのでA貯金から10万借り入れ。当然、しっかり返済計画立てて、来月からA貯金2.5万積立増額で4カ月で返済」とか。
A/B区別なしに漫然と貯金する場合と比べ、その「返済期間」は強烈な節約意識が働きますし、長期的な貯金計画に急な出費が与える悪影響を最小限に抑えられると思います。
☆「ペナルティ貯金」
何か「禁止事項」や「目標」を定め、それに対するペナルティを支払う制度。
例えば禁煙したいけどやめられないのでせめて減らしたい、とか、酒の量をセーブしたいけどなかなか・・・って人。
タバコ一本吸うたびに100円、あるいはビール一本呑むたびに300円の「罰金」の支払いを自分で自分に義務づけます。
罰金は専用貯金箱をつくって忘れないうちにその中へ。
相次ぐ値上げで「一本100円になったら禁煙するよw」なんて人を知ってますが、これなら自力で「1本100円以上」に設定できます。
やめたい事項に精神的に(お財布的にも)ブレーキがかかって、お金もたまる。
これ、やってる人を一人も知りませんけど個人的にはお勧めのいいアイデアだと思ってます。
ついでに言うと、「A/B貯金」は専用の銀行口座をつくってましたが、「ペナルティ貯金」は貯金箱。
この貯金箱、「自宅にいつも数万円の現金を用意してある」状態を維持できて、これが地味にめちゃくちゃ役立ちました。
週末、銀行からお金をおろしておくのを忘れた、とか、飲み会や新聞代の集金、着払いの宅急便など、急な出費にも対応できるんです。
まだ経験したことないですけど、災害でとるものもとりあえず身一つで避難する際にもとりあえずこの貯金箱抱えて逃げ出すこともできますし。
ちなみに「とりあえず5万あればまぁたいがいのことには対応できるだろう」ということで、私の場合は6万円を超えると個人向け10年債を購入し、貯金箱をいつも「5万円+α」の状態にしてました。
(2号物件購入の際に国債は全部換金しちゃいましたけど・・・)
ま、その辺はいろんなやり方があると思います。
「A/B貯金」と「ペナルティ貯金」
よろしければ一度お試しください。