就活生へ送る独り言。

職場に学生バイトが何人もいるため、就活の話を聞く機会も少なからずあるんですが、正直、一言言いたくなることが少なくありません。

特に「安定を求めて公務員」とか「一生働ける会社を選びたい」とか言ってる学生を見ると。


「もうそんな時代ちゃうよ」って言いたくなってしまうんですよね。



極論すれば、新卒入社の会社は踏み台です。

その会社で何を得るのか。
その会社内でだけ通用する特殊スキルではなく、次の転職や今後の人生でプラスになるスキルや経験、人脈を獲得しながら給料をもらい、資金を貯めて次の人生に生かす。
その発想がこれからは絶対に必要になってきます。


同時に、「会社に家計と人生設計を依存する人生」はこれからの日本ではあまりにリスクが高すぎます。
「人生を会社に依存し、老後は国家に依存する」
そんな発想でやっていける時代はもう終わりました。

「いつつぶれるかもわからず、いつリストラされるかもわからない会社に人生を依存し、天文学的な借金を抱えた国家に老後を依存する」と言い換えれば、そのリスクがより実感できるかもしれません。



会社がつぶれてもやっていけるスキルを身に着けること。
そして会社の給料以外に自分の副収入を持つこと。

配当金収入であったり、不動産投資での家賃収入であったり、あるいは週末起業であったり。

自分自身の副収入が例えば月5万円あれば人生の選択肢も広がりますし、人生の安全度も余裕ができるはずです。


また、そうした余裕は会社員生活自体にも間違いなく好影響を与えます。

「クビになっても全然OK」
「辞めるのがちょっと早くなるだけの話」
と思えれば、気持ちの上で全然違ってきます。


例えばキチ○イクレーマー。
例えば理不尽な上司。

クビを恐れなければ、けっこう強気な対応が可能になります(汗)。


もちろん強気な対応にはそれ相応のリスクが伴うわけですが、全面戦争は相手だって怖いんです。
そして、こっちが突っ張って相手が引いた場合、その後のやり取りがめちゃくちゃ楽になりますよ。
全面戦争を避けて一歩引いた相手は、多くの場合、もう一歩押せばもう一歩引くものです。
(ワタクシ、先祖のどこかで大陸系の血がちょっと入ってるかもしれませんww)


まぁそこまでしなくとも、副収入を確保することによって、人生の選択肢を複数確保する、その選択権は自分が握る、ってのは大切です。
なかなか学生がそれを認識するのは難しいんでしょうが、できるだけわかりやすくかみ砕いて、一人でも多くの人に伝えていきたいと思っています。