一銘柄売却。 ・・・と不動産投資雑感。

優待コレクションの一つ、宅配寿司「銀の皿」運営のライドオン・エクスプレスが知らない間に大きく上げてきていました。

株価水準・配当利回りともに私の売却基準を大きく超えてきており、いったんお別れすることにしました。
10万円強の売却益と、まぁそれなりの収益です。
経営陣・社員の皆様の奮闘に心からの感謝を。


新たに生まれたキャッシュポジションの活用先ですが、とりあえずデクセリアルズやキヤノン等、高配当銘柄に端株1万円の分散買い。
15万円は出金して不動産投資用資金を補強します。


不動産投資の方ですが、また新たに物件の紹介を頂きましたが決断できず。
もともとの予算を200万ほどオーバーしていて、その分は保有株を売却しなければならないこと。
諸経費引いた利回りが10%強ながら不安要素もいくつかあって、実際にはもう少し低い利回りになってしまいそうなこと。

などなどを考え、見送りました。
とりあえず貯金をさらに頑張りながら次の機会を待ちます。


京都市内は大学が多く、学生相手の需要が見込めるので外れはない・・・と当初は素人考えで楽観していたんですが、実態を知ると「そんな簡単じゃない」というのを痛感させられています。
当たり前ですが同じようなことを考える方も多く、供給が過多な上に少子化もあり、競争が激化していまして、仲介業者へ支払う実質の仲介料は家賃3カ月分が相場(!)とか。

しかも学生相手だと1〜2年毎に退去してしまうため、そのたびに清掃その他費用もかかりますし、春先を逃すとそのまま一年間空室になってしまう可能性も大。
それらを考慮に入れた利回りは相当に厳しい数字になってきます。

某K産党やM青同盟などの学生組織が強い地域でそっち系の弁護士さんも多く活動しておられるため、敷金・礼金や更新料をめぐる(大家側からすれば限りなく言いがかりに近い)トラブルが頻発するリスクは認識していましたが、それよりももっと根本的な問題がありました。

今はどっちかというと「あえて学生相手ではない物件」に軸足を移しつつあります。